☆2015年年賀状☆

2015年1月1日ハッピー・ニュー・イヤー!!

 

『キュアプリンセス』

(「ハピネスチャージプリキュア」より&レバニラさん画像製作)

 

 みなさま、2015年の明けましておめでとうございます。
 みなさまのご健康と更なるご躍進を期待しております。

 さて、わたしの故郷・秋田では例年になく寒い季節がまたやってきました。
 東京育ちのわたしとしてはなんともつらい季節であります。
 
 寒いとわたしの場合、頭が働かなくなります。
 なにもかも嫌になります。
 だからといって死んでしまうわけにはいきません。
 それでも生きてゆかざるを得ないのです。

 これは東京を去って秋田で暮らすことを決めたときからのわたしの「覚悟」であります。

 さらに大雪で道路が凸凹になって動きが取れない、
 あるいは家の前の雪かきなどうんざりする仕事が沢山あります。
 しかしそれも雪国に住む者の宿命として受け入れざるを得ないのです。

  
 さて高校時代から憂鬱症の傾向を持つわたしには去年はひたすらつらい時期でした。
 なんとなくやる気がでない。
 頭が働かない。
 そして「死」への憧憬・・・

 わたしの黒猫館更新がストップしたのはこういった憂鬱症の悪化が原因であります。
 これは「文章を書くこと」しか能のないわたしとしてはこれは死活問題であります。
 毎晩、悶々と苦しみました。しかし文章が出てこない。
 これの繰り返しであります。
 しかし去年の12月ごろからなんとなく文章を書くうえでの勘が戻ってきたように思われます。

 黒猫館更新の再開、そして念願の文学賞応募を今年こそ成し遂げよう、これはわたしの新年にあたっての抱負でもあります。

 小説はもう題名まで決まっております。
 仮に入賞を逃したとしてもわたしはなんとしても小説を書く所存であります。

 思えばわたしは幼少の頃より下を向いて歩く子供でありました。
 現在でもわたしは社会を拗ねた日陰者であります。
 しかしそんな負け犬でもときには噛み付くことがあるんだぜ・・・

 「人生」って奴に強烈なアッパーカットを喰らわしてやる。
 まさに人生に一矢を報いることができれば、それだけでわたしの人生は意味のあるものになるのではないか。。。

 虚無主義(ニヒルズム)の渺茫(びょうぼう)たる向かい風に吹かれながら、いよいよ人生の最終ラウンドにおける戦い方を考えております。

 それではいつも励ましてくださる読者の方々に敬意を表しつつ、2015年念頭の抱負を述べさせていただきました。ありがとうございます。さらにすばらしいイラストを新年早々に贈ってくださったレバニラさんにも敬意を表させていただきます。

 最後にわたしが「師」と仰ぐ絶叫歌人福島泰樹師の一首をもってこの小文を閉じさせていただきます。


 「脱ぐな むねちぎれた君のアノラック 俺が真水を汲んでくるまで」福島泰樹『バリケード1966年2月』より引用。


 (了&合掌&南無阿弥陀仏。)
 

 

(レバニラさん&黒猫館&黒猫館館長)