めがね

めがねは視力の落ちている人にとっては、必需品ですよね。
日常生活を送る上では、「見えない」ということはとってもストレスが溜まること。
見えるようになるためには、「めがね」は生活になくてはならないものです。

めがねを買う時の注意点は?

めがねの広告の価格表示には要注意?!

めがねの広告ってよく新聞の折り込みチラシなどで入ってくるので、目にすることも多いと思います。めがねの広告に出ている値段は、その値段で必ず買えるというものではないのです。載っている値段は一番安い商品の値段が多いのが一般的です。一番度数が軽く、安い素材のレンズを使えばこうなりますよ、というのが実態です。
例えば、度数が高かったり、近視や遠視だけでなく乱視も入っていたりするとそれだけで値段が変わります。また、度数が上がると、レンズは当然厚いものになりますから、それを薄くするためには高い素材のレンズにした方が当然いいに決まっていますよね? レンズが厚くなれば厚くなると程重くなるので、鼻眼鏡になりやすくなりますから。
その上、傷防止加工や反射防止加工をプラスすれば、その値段も加算になります。なので、あら安い!とそのチラシの値段だけに騙されず、含まれている料金内容もきちんと確認してから店頭に行きましょう。
値段が安いお店はアフターサービスが限られている場合もあります。例えば、半年以内であれば、レンズが合わない場合は交換可能というアフターサービスを提供しているお店もあります。めがね購入時の条件は人によって色々ですので、アフターサービスは特に気にしないという人は割り切って値段の安いお店を選んでみるのも選択肢の一つとしては考えられると思います。

値段を取るか?薄さを取るか?

めがねのフレームの値段については、ブランドのステータスの差はありますが、フレーム自体の値段についてはそんなに差はありません。材質としては、チタン使用のフレームは他のものに比べると幾分高い値がつけられているように思いますが。
めがねの価格を大部分を占めているのはレンズの価格です。レンズと一口に言っても、ガラスのものとプラスチックのものがあります。度が進むと当然レンズは厚くなりますから、圧縮することによってより薄くすることもできます。ですが、圧縮率の高い薄いレンズは、より高度な技術によって実現されたものですから、やはり通常のレンズに比べると値が張ります。

めがねのメリット・デメリット

視力が低下して、めがねをかけようかどうしようかなと思っている人のためにめがねを着用するメリットとデメリットを挙げてみます。参考にしてみてください。

めがねのメリット

  • 眼科で検診を受けて処方箋を書いてもらえば即作ることが出来る。
  • 耳や鼻にフレームを引っ掛けて使うだけなので、眼球への影響はあまりない。
  • レンズを拭き取るなどの簡単なお手入れだけで済む。
  • コンタクトレンズと違って、長時間使用しても影響がほとんどない。
  • フレームのデザインは多種多様なので、選ぶ楽しみもあり、アクセサリー感覚で着用できる。

めがねのデメリット

  • 視力低下が進み過ぎている場合や左右の視力に差のある場合は、ある一定以上は矯正の効果が出にくい。
  • めがねをかけることで外見が変わる。
  • 温度差があるところでは、めがねのレンズが曇って不便。
  • 視野が裸眼に比べて狭くなる。
  • 運動などをする時に邪魔になることがある。
  • 入浴や就寝時にいちいち外さなくてはいけない。
  • レンズの外側の視界が良くない(歪む・視界が狭くなる)。
  • めがねが壊れてしまったら、替えのめがねがないと困ることがある。

めがねエピソード

巷のめがねにまつわるエピソードを拾ってみました。
めがねをかけている人にしか分からないエピソードばかりです。

どんな人でもめがねを外したいと思う時、それは・・・?

めがねに慣れてしまったとか、コンタクトは合わなくて・・・ということでめがねは視力の悪い人にとっては必需品ですよね。そんなめがねでも、ほぼ9割方の人が外したい!と思う時があるのだそうです。それは、特に女性に共通する問題なのかもしれません。
その外したい!!!と思う時、それは結婚式の時。
普段はあまり気にならないめがねでも、この日ばかりは自ら進んでコンタクトに変えたり、裸眼でも何とか頑張ったりして、めがねをかけないようにするのだそうです。
めがねとウエディングドレスはかなり相性が悪くて、ほとんどの人が「似合わない」と感じたのだそうです。ドレス選びの時にめがねをかけたまま試着して何となく違和感を感じ、当日はコンタクトにしようと思ったという方が多いのですって。実際にめがね着用のままウエディングドレスを着て披露宴に臨んだ女性は後でその時の写真を見てちょっと後悔しましたと言っている方が多いみたいです。
何にしても一生残る記念ですから、女性にとってはやはり少しでも「美しく」記念に残りたいという思いは強いようです。男性も例外ではなく、男性でも披露宴の時はめがねをコンタクトにして臨んだという方もいるようです。やはり結婚式は一生に一度(?!)の出来事ですから、気合が入るんですね。

メガネは教育・・・?

教員養成系大学で使用されている教科書『やさしい教育原理』(有斐閣、1997年発行)p.80-81より引用してみる。  学力を心にかけるメガネにたとえてみると、学力のもつ意味がよくわかります。……。学力というメガネをかけると、それまでよく見えなかったものが見えてきます。……。社会の仕組みや、過去の歴史が見えてきたり、自然界の法則や、地球の裏側に住んでいる人びとの生活、文化なども見えるようになってきます。宇宙の果てまで見えてくるのです。……。このメガネを通して、私たちは人類の文化の膨大な遺産を手に入れ、自分の能力の一部に組み込むことができるわけです。こういう魔法のメガネを子どもたちにあわせて手に入れさせるのが、教育の仕事であり、教育の専門家としての教師の仕事の中核的な部分となっているのです。  ……。文化は人類の共通の遺産ですから、このメガネをかけることは、必然的にこの文化を作り出してきた人類の歴史全体と結びついてゆくことになります。子どもはこうして社会的、類的な存在になるわけです。 というわけで、メガネをかけさせることが教育である。

免許更新には、メガネを忘れずに!!


普通免許は両眼視で0.7大型免許は0.8この条件を満たしていない場合には、めがねの変更により矯正可能な場合はあらかじめ矯正した上で免許更新に臨む方が道は早いと思います。当日免許センターに更新に行ってから、「視力が満たないので更新できません」と言われてしまうと、再度矯正した上で出向かなくてはいけませんからね。でも、更新期限ギリギリに行くと視力の条件によって免許更新の許可が下りない場合には免許失効になってしまう可能性もありますから、免許の更新は早めに行くのがベターですね。今は前よりも更新できる期間が延びて、誕生日の前後1ヶ月が更新可能になったので、前よりは期間も延びたし、そういう心配はあまりなくなったのかもしれません。

温泉に行く時、めがねはどうする???

視力の悪い人にとっては、めがねを外したりするのが危険という見方もあります。裸眼で視力が0.1以下という人にとってはめがねを外した世界はかなり危険な世界。しかも、温泉なら、浴場の中は湯気が立ち込めていて、もうもうとしているし、温泉成分によっては、床はぬるっとしていて滑りやすくなっていたり、内風呂と露天風呂の境目に段差があったり、階段になっていたりすることもあります。そんな場所で眼が見えないのは結構大変です。滑って転んだり、つまづいて転んだり・・・と下手したら怪我してしまう可能性もあります。だけど、めがねをお風呂でかけるのは・・・と思いますよね?
確かにめがねというのは、熱にはあまり強くないので、そういう場面には向かないものなのです。しかし、見えないというのは、それはそれで危険。では、どうするかというと、普段かけているめがねとは別にお風呂用めがねを作ってしまうという手があります。めがねのレンズは、表面がコーティングされていて、それが熱に弱く、湯気などでコーティングが剥げてきてしまいます。また、フレームも金属を使用したものが多いですから、温泉の湯気などで熱くなってしまうことがあり、それも安全とは言えません。ですから、コーティングなしのプラスチックレンズを使用し、フレームもプラスチックのめがねであれば、お風呂用にしても問題ないと思われます。お風呂用に作ったとしても、レンズはやはり熱には弱いもの。そこは消耗品と割り切って、度数の弱い最低限のものを安く作ればいい訳です。温泉などに出かけた時に見えなくて困っていたという人はこの方法を試してみてはどうでしょうか?