|
狭心症 |
心筋梗塞 |
痛みの強さ |
圧迫されるような、またはもやもやとした、いやな感じの痛み
「しめつけられる」「息がつまる」「押さえつけられる」「やける」など人によって違う |
「押しつぶされる」「えぐられる」「重い石がのしかかる」「鉄の爪で引き裂かれる」などど表現されるほど強烈な痛み
※高齢者や糖尿病の人で痛覚に問題がある場合、または心筋梗塞の範囲が小さい場合、痛みを感じないこともあります。原因不明の吐き気やめまい、しびれ、だるさなど違和感を感じたら、心臓のことも疑って受診して下さい。 |
痛みの場所 |
「ここ」と指差すような狭い範囲ではなく、「ここらへん」というような、ある程度広い範囲
胸の中央、左胸、のど・下あご、左肩・腕、みぞおち(胃の上)、右胸など |
狭心症と同じ |
痛みの続く時間 |
1〜15分くらい(長くても30分以内)
安静にすると、すっとおさまる |
強い痛みが短くても30分、長い場合は6〜8時間
安静にしても、良くならない
※15分以上激しい痛みが続いたら心筋梗塞を疑って、主治医に連絡し救急車を呼ぶ必要があります。 |
起こりやすい時 |
ほとんどが労作時(心臓が働きを高めた時)
興奮したりストレスでも起きる
季節では寒い冬が多い
※ただし安静時や就寝中に起こる場合もあります |
多くの場合「ある日突然」
狭心症同様、寒い冬に多い |
ニトログリセリン
※血管を拡張させる作用がある薬です |
舌下すると「スー」っとおさまる |
舌下しても効かない |
※心筋梗塞で倒れた方の中にも、一時的に薬が効いたという方がいますので、薬が効いたからといって、心筋梗塞の心配がまったくないとは限りません。 |