「種の部屋」

 

 

「ボクたちは本当は何と戦わなくてはならないのか、少し、解かった気がするから。」

西暦2002年。
いまだ混迷を続ける日本経済。
激動する国際情勢。
そして自分自身を見失い引きこもる若者たち。

「薔薇色の21世紀」。
そんな甘い幻想が踏みしだかれた瞬間にボクたちの21世紀は始まった。
「新しい焼け野原」、そう、ガレキの上をボクたちは歩みだしたんだ。

そんな2002年、ひとつのアニメ作品がテレヴィ・プログラムとしてオン・エアされた。
その作品が『機動戦士ガンダムSEED』。

1979年『ファーストガンダム』がオン・エアして以来、いまだに世界中でファンを増やしているガンダム・シリーズ。
その最新作として『SEED』は制作された。

『SEED』は回を重ねる度に従来のガンダム・ファンはもとより今までガンダム、
いやアニメそのものに興味が無かった一般の女性・子供層もそのファン層へと巻き込んでゆく。

一体なにが起こったのか。
『SEED』とは一体21世紀を生きるボクたちにとって何だったのか。 


その答を提示する前にこのページの冒頭の主人公、キラ・ヤマトの台詞を反芻してみよう。

本当の敵は誰なのか。
本当に戦うべき悪とはなんなのか。
そしてボクたちの未来は何処へ続いてゆくのか。

これらの問に『SEED』をヒントにして回答を出す。
それがこのサイト「種の部屋」の使命である。

しかしその作業は困難を極めるかみしれない。
しかしボクたちは往かなくてはならない。

あのキラやアスランたちのように。
「ボクたちの未来は・・・」
これは『SEED』最終回、キラ・ヤマトの最後の台詞である。
画面を観ているボクたちはこのキラの台詞の後を続けるのだ。

それではようこそ!

「種の部屋」へ!

 

「ルナマリア」

ほーら、いらっしゃい!
ふふ。

 

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