第三使徒

 

くらやみ男爵

 

 

 

残酷度☆☆☆☆
卑劣度☆☆☆☆☆
頭脳☆☆☆☆
パワー☆☆☆
マジックパワー(攻撃的)☆☆☆☆
マジックパワー(防御的)☆☆
攻撃力(物理的)☆
防御力(物理的)☆☆
総合力☆☆☆☆

(☆は5つで満点とする。)

 

 

 くらやみ男爵は黒猫館に始めて現れた「闇の十二使徒」のひとりである。「地下迷宮」内「聖域」で光姫と激しい攻防戦を演じた。そのマジックパワーは強大かつテクニカル。「無間冥界呪法」と呼ばれる奇怪な魔術を使う。代表的な技は「葬儀」。この技を喰らった者は異世界に放逐され永遠に死ぬことなく異空間を放浪すると伝説させる。また光姫との最終局面では「終末」という技で地球そのものを破壊しようとしたことから、相当に強大なマジックパワーの持ち主と推測される。その性格は残忍にして卑劣、目的のためなら手段を選ばない、完全無欠の「ニヒリスト」である。闇の帝王が地球人類への第一の攻撃者としてくらやみ男爵を選んだことから闇の帝王からは相当に信頼されている、あるいは一目置かれている存在であると推測してよかろう。その後継者は「闇姫」と「むくろ侯爵」。ダークロン内部ではたえず人脈に気を使い自分の地位が危なくならないように気を回す神経質な一面を持つ。武器は「エレザールの鎌」と呼ばれ、この武器は創造神イエホヴァが手にした武器であると伝説される。創造神イエホヴァとくらやみ男爵の間には隠された秘密がありそうである。人間の「負の感情」を弄ぶ技術は天下一品であり、人間がくらやみ男爵を滅することは並大抵のことではない。その誕生については謎が多いが宇宙における知的生命体の「死への憧憬」が実体化したものであるという説が濃厚である。今後もしくらやみ男爵が復活するとしたら地球人類は極めて重篤な危機に陥るだろう。闇の十二使徒の中でも長老的存在である、強大な使徒である。